日本語はひらがなの読み方から習いましたよね

英語のABCの読み方を習いましたか?

 

英語のつづりの読み方にはルールがあります。アルファベットは表音文字ですから当たり前ですよね?

 

日本語をアルファベットで表したのがローマ字です。ローマ字の場合は a は必ず「あ」と読みます。ta なら必ず「た」と読みます。

 

ルールがはっきりしているので、間違いようがありません。日本語のローマ字を覚えた人は、ローマ字を読み間違えることはまずありません。

 

 

英語はローマ字よりも複雑だが

ところが英語はそうではありません。

 

tap の ta は「た」に近い音ですが、tape の ta は「てい」に近い音です。同じアルファベットの a でも、場合によって読み方が違うのです。

 

だからでしょうか。私の中学校の英語の先生は

 

英語の単語は、つづり・読み方・意味をセット覚えましょう

 

と指示されました。素直な私(?)はそういうものだと信じて疑いませんでした。

 

ところが、大人になってから、それも中年になってから、英語のつづりと発音の間にも、かなり確かなルールがあることを知ったのです。

 

たしかに、日本語のローマ字と比べれば、英語のつづりのルール=フォニックスは、複雑だし例外もあります。それでも9割以上のつづりが、このルールに従って決まっているのです。

 

アメリカでは小学校の低学年で、このルール=フォニックスをしっかりと習います。ですから、アメリカ人は知らない言葉や外国(アメリカ以外の国)の言葉でも英語風に読めちゃうのです。

 

ローマ字をマスターしてから英語を習う不幸

もちろん、日本語のローマ字のルールとフォニックスのルールはまったく違います。

 

日本の学校ではフォニックスを習うことはほとんどありません。おまけに英語を習う前に日本語のローマ字を習います。

 

ローマ字をほぼ完全にマスターしたあとで、同じアルファベットを使って英語を習うのです。しかもフォニックスを習わないどころか、その存在も知らない先生もいらっしゃいます。

 

そんな訳で日本の中学校では、英語のつづりを日本語のローマ字のルールで読んで大混乱する子どもたちが大量生産されています。

 

私もそんな一人でした。

 

中年でフォニックスを身につけた幸せ

中年を過ぎてからフォニックスを身につけて、英語の苦手意識がガクンと小さくなりました。具体的には

  1. 英語と日本語の発音の違いが文字とのつながりでよくわかった
  2. 英語らしい発音ができるようになったので、練習していないヒアリングも上達した
  3. つづりを見れば意味はわからなくてもほぼ正しく発音できるようになった
  4. 知らない単語があっても音読できてしまうので、文章全体の意味を考えやすくなった
  5. 発音がわかればつづり方の想像がつくので、つづりを楽に覚えられるようになった

といったところです。

 

おかだ式フォニックス教材の誕生

そこで、計算プリントを作ったノウハウを活かして「おかだ式フォニックスプリント」を作成しました。その過程で私のフォニックスに対する理解は、さらに深まりました。

 

おかだ式フォニックスをマスターすると

  • 知らない単語がいっぱいあっても、音読のテストはいつも100点の中学二年生
  • 発音問題が苦手だったのに、センター試験の模試の発音問題で間違えなくなった大学受験生

などが生まれました。

 

しかし、私自身がフォニックスを深く理解できて一番良かったことは

 

一見無茶苦茶に見えることでも、ていねいに分析すれば、論理性が浮かび上がってくる

 

という確信が得られたことです。